昭和レトロ工場研究所

スローなスタイルで、アロエちゃんの日常をつづります。

野良犬じゃないよ 野良芋だよ!

収穫の秋 

広大な作付面積の北海道の農家は忙しい

夜を徹しての作業もある

 

 

 

 

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この写真作付面積としては

そんなに広くはない

おやぁ~

人影が見えるぞぅ~

機械での収穫が終わっているのに

何をしているのだろう

 

 

 

 

 

 

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多分 野良芋を拾っているのだと思う

 

野良芋って何だぁ~

 

そういえば、お付き合いのある

タマネギ農家のクロちゃんが言っていたなぁ~

北海道の農業は機械化されている

機械がなければ、広大な作付面積の作物の

耕作・播種・管理・収穫はできない

タマネギを機械で収穫するんだけど

小玉のタマネギは収穫する機械から

すり落ちてしまう(こぼれてしまう)

このすり落ちてしまった小玉タマネギが

翌年に悪さをするんだ・・・と

 

同一の作物もしくは転作や輪作をすると

こぼれてしまった作物が

本来なら冬期間に凍って腐るのだが

生きのよい奴は(温暖化などで凍らない場合もある)

腐らずに越冬し、翌年芽を出してしまうんだそうだ

 

この地は、ジャガイモの生産が主体なので

このお母さんは、いやいやお姉さんは

長いはさみ(トングだよ)を使って

機械からこぼれおちた野良芋(と呼ぶらしい)を

1個1個拾い集めてるんだよ

 

農業とは、雑草と害虫との戦いだと思っていたが

こんな忍耐強い戦いもあるんだなぁ~